【早生まれは不平等!?】早生まれが身体面でも勉強面でも不利な立場に立たされている悲しい現実。
どうも!ちびたかです!
タイトルにもある通り、実は早生まれってすごく不利な立場に立たされてるんです。これは科学的根拠があり、プロのスポーツ選手に早生まれが少なかったり、早生まれの子は成績がよくなかったりと、様々な場面で不平等な結果を強いられることがあります。
いったいどういう事なんだ!
目次
とあるきっかけで、不平等を確信した話。
僕がこの不平等があると確信したのはつい先日。
ちびたか(現在大学1年生)は、講義が同じで仲良くなった1年生の女の子と話していてたところ、彼女が話の中で、
「実は私19歳なの。一浪してて。。。」と切り出してきました。彼女曰く他の友達にこのことを言ったらすごく気を使われてしまったらしく、それは嫌なので、気を使わないで欲しいとのこと。
何の前触れもなく打ち上げてきたので、僕はかなりビックリしました。。。ですが、何を隠そう『実は僕も一浪してます!!!』
隠しているつもりも負い目に感じていることもありません。ただ普段は打ち明けた側に気を遣わせるのが悪いと思い、浪人していたことは人には言わないんですが、今回は心理学でいう「秘密開示の法則」が働き、
「あっ、俺も浪人してたから今19歳だよ!」と口が滑りました。
そして面白いのがここからで、僕は前から早生まれって不平等じゃね?と気になっていたので、「誕生日はいつ?」と聞くと彼女は「2月〇日」と答えました。早生まれですね。僕の誕生月は1月で、これまた早生まれ。
他の浪人をしていた友達に誕生日を聞いても、大体みんな早生まれなんです。
奇遇にしては、できすぎてますよね!!!
何か因果関係があるはず!!!
よし!詳しく調べてみよう!
早生まれが不利で遅生まれが有利な現状。
結果からカンタンに言うと、
早生まれは不利で、遅生まれは有利です。
これは冒頭でも述べたように科学的証拠があります。(今回は簡単に説明したいので、研究の内容は省かせてもらいます)
では、まず基本的な知識のおさらいからです。
そもそも早生まれ・遅生まれって何?
まず早生まれ・遅生まれが何なのかから再確認!
- 早生まれ→1~3月生まれ
- 遅生まれ→4~12月生まれ
となっています。戸籍のルール上、4月1日生まれは早生まれです。この説明は小難しいので、今回は省略!
同学年の4月1日生まれと4月2日生まれの子供には実質1年の差がある!?
同学年の4月1日生まれと4月2日生まれの間には実際に約1年の差があります。
これはどういうことかというと、例えば、
6歳になる年度に小学校に入学するので、2000年4月1日に生まれたA君は2006年に入学します。ですが、2000年4月2日に生まれたBさんは2007年に小学校に入学することになります。つまり、A君は1999年4月2日に生まれたCさんと同じ学年という事になりますよね。
A君はCさんが生まれた日より364日、ほぼ1年後に生まれています。
この2人が同じ学年で競争しあうっておかしくない?!?!
上の例はイチバン極端な例ですが、早生まれと遅生まれの間には、だいたい半年以上の差があることが分かっていただけたでしょうか。なかなかな不平等具合。。。
浪人生に早生まれが多いのは納得かも。
上のことを踏まえると、浪人生に早生まれが多いのは納得かもしれないです。
僕の場合、既に浪人を終えて大学生ブロガーとして生活しているので、過去のことに文句を言うつもりは一切ありません。ですが、僕より年齢が下の早生まれの子たちがこの不平等を受け続けるのはいかがなものかと思うんです。
受験生はみんな一律に頑張っているのに。。。
対処法はないの?
この問題に対して、何か解決法はないのでしょうか!
既に実施している学校もある!生まれ月によってクラス分け!
慶應義塾系列の慶應幼稚舎(小学校)では既に生まれ月による不平等を見抜き、クラス分けを生まれ月によって行っているそうです。
具体的には、
- 授業進度の調整
- テストの時期をずらす
- テストの難易度を変える 等です。
この対処法は、教員へ少し負担が増えますが、コストもかかりにくく導入しやすそうですね。
海外で行われている、Red Shirt制度!
次は海外に目を向けてみます。
対処法としてRed Shirt制度というものがあります。この名前の由来はアメフトからきているようです。
どんな制度化というと、早生まれの子供の入学を1年遅らせることを許可する制度です。この制度の利用率はそこまで高くはありませんが、教育熱心な親は好んでこの制度を利用するようです。
しかし問題点も。。。
この早生まれに対する優遇措置ですが、問題点もあります。
まず、生まれ月によってクラス分けを行う制度ですが、同じクラスに同じ時期の誕生日の子が集まるので、早生まれのクラス内競争は遅生まれ同士の競争と比べ、ユルいものになることが予想されます。また、これが原因で、「早生まれの子は頭が悪い」というイメージがつき、いじめの対象になってしまうのではないかという心配も出てきます。
Red Shirt制度では、入学を1年ずらすという事なので、必然的にその期間子どもが家にいる時間が長くなります。すると、親からの虐待が増えるという事例が上がっています。
小学校に通わせるということは親からの虐待を防ぐこともできるですね!気づかなった。。。
また、1年間学校に行かなくなるので、子供のコミュニケーション能力に影響が出てしまうのではという懸念があったり、上と同じようにイジメの対象になるのでは?という声も。。。
んー、難しい!!
早生まれ・遅生まれ問題の未来を考えてみる
この「未来を考えてみよう」コーナーは、毎度お馴染みになってきましたね!
実はここを考えるのが一番楽しいです!!
それじゃ考えていきましょう!
まず僕の考えでは、この「早生まれ・遅生まれ」問題はいつか必ず表面化して大きな話題を呼ぶことになると思います。それはなぜかというと、堅苦しい話ですが、人間というものは平等になればなるほど、不平等を気にかけるようになります。
例えば、日本の戦後の時のように日本中が苦しい時に学校で給食があれば、親はそれだけで十分安心できたでしょう。給食がおいしい/おいしくない・多い/少ないなどの細かい事は気にしなかったはずです。ですが、現代はどうでしょう。「同じ給食費を払ってるのに、食べる量が違うのはオカシイ!」という声を耳にしたことがある人も多いのでは?やはり、みんながある程度豊かになると小さな差が際立って見えてしまうんですね。
もちろんこれは悪いことではないと思います。みんなが平等になった結果だと思うので。なので、いづれ「早生まれ・遅生まれ」問題も大きく取り上げられるハズ。
こうなったらいいなって未来
上のことを踏まえて改善する方針で考えていきます!
「東京オリンピックを直前にした日本では、海外への体裁をよくするため、センター試験などの旧制度を急ピッチで転換していくうちに、SNS・メディアの影響で『早生まれ・遅生まれ問題』の是正に強い期待が寄せられるように!これを受けて、国は本腰を入れて対策をとるために、国内外問わず多くの研究者を好条件で雇い、体制を整える。そして、全国で様々な調査・実験が行われ、オリンピックに間に合うか間に合わないかくらいで、暫定的ではあるが最善の対処法の考案に成功!!!この発明をもって日本は世界中の教育界に激震をもたらし、世界の教育を先頭で引っ張る一因に!また、教育制度が整ったおかげで、国の教育水準が上がり、将来への莫大な経済的効果まで予測されることとなる。」
こんな感じでしょうか。こうなる可能性は99%ないと思いますがw、これが理想論ですね!
次は逆に、、、
こういう未来は本当に避けたい
繰り返しですが、方針としては問題解決に進む方向です。
では、考えてみます!
「東京オリンピックが無事に終わり、日本経済がピークを迎え終わって数年後、SNS・メディアの影響で『早生まれ・遅生まれ問題』に関して議論が盛んに行われるように。これを受けて、国はとりあえず調査チームを作る。しかし、そこまで予算を振り分けるわけにもいかず、外敵妥当性*の低い小規模調査・実験を繰り返すが、思うように成果は得られず、苦し紛れの解決策を本部に提出し、一部学校で試験採用されるが、むしろ教員側の負担が大きすぎて破綻する羽目に。。。こうなったが最後、調査チームに予算は下りず、解散へ。日本国内でこんなジタバタを繰り広げているうちに北欧当たりの国が画期的なアイデアを提案!すぐさまこれを日本国内で採り入れようという運動も出てくるが、国は2度目の失敗を恐れ、採用することがなかなかできない。その間に、インドなどの地域で新アイデアが取り入れられ、大成功!日本も遅れて導入し、なんとか不平等の状況は改善される。しかし、教育における世界的な地位は大幅下落。。。」
みたいなミライ。おぞましいwww
でも、本当にあり得そうで怖いってことが怖いんだよなww
*外敵妥当性については下の記事で説明してます!大切なワードです!
上の2つの「未来」を足して2で割ったくらいが妥当かな?
今回はこれでおしまい!
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