石橋を叩きたいちびたか

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【カンタン!】金利から学べるGDP成長率!【経済数学】

どうも!ちびたかです!

銀行にお金を預けるときに、金利ってあるじゃないですか。

金利には単利複利があって、その違いは??

どっちがいいの?どんなシステムなの???

 

【カンタン】に説明しましょう!!!

そして、そのままGDP成長率も丸わかりになっちゃう!!

この記事は前回の続きですっ!興味ある人は下から参照してね!

www.chibitakatrio.com

 

金利には単利・複利の2種類ある

村人A「金利の付き方なんてどうでもいいわ!」

ちびたか「まあまあ、今は興味がないかもしれないけど、本格的に貯金することになったら、単利・複利で大きな差があることを知っていないと大損しちゃうかも。。。」

 

金利を考えるときに大切なのは、元本

単利・複利で大きく違うのが、この元本の扱いについてなんです!

カンタンに説明・図解していきます。

単利~元本はそのまま~

単利では、元本はそのままです。例えば、金利が5%として、10年後に返してもらうとして、100万円を振り込んだら、翌年には100×0.05(5%)=5万円が貰えます。2年後も、5万円、3年後も5万円、10年後には貸していた100万円と5万円です。つまり、お金を預けている限り毎年5万円を受け取ることができ、お金が必要になれば、元本を引き出してもOKです。(下の青い棒グラフ

複利~元本が毎年増える!~

こちらも金利は5%だとしましょう。複利は〇〇年預けると決めたら、その期間元本を引き出すことができません!ですが、毎年発生する利子を元本に加えて、次の年の元本とすることができます。少しわかりずらいですね。。。

まだ数式は使わず、図解してみましょう!(下のオレンジの棒グラフ

 

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んー、これでもまだわかりにくいですね。。

 

これならどうでしょう!? 

f:id:Chibitaka:20190520134030p:plain

 

村人B「単利と複利で差額が出てる!?」

ちびたか「そうなんです!しかも10年後には12万円以上の差が生まれます!」

ここから少し数式を使って、12万越えの差額の説明をしますが、別に授業でもないし、テストがあるわけじゃないので、覚えなくてOK!!「ふーん、そんなのあるんだー」程度で大丈夫っ!

単利・複利のそれぞれの求め方

上の例では、単利は毎年5万円だったので、これはカンタン!

  • 100+5×(年数)=(受け取れるお金の合計:万円)

複利は、少しややこしいですが、1年に1回元本が1.05倍になっていくのが、毎年続くので、

  • 100×(1+0.05)^(年数)=(受け取れるお金の合計:万円)

*ここでわざわざ(1+0.05)にしているのには理由がありますが、それは後で説明します!

 ちなみに ^ は、〇乗という意味です。

 

直感的に、複利のほうが掛け算になっているので、年数が経てば経つほど、より大きくなるのがわかりますね。だから、わざわざグラフに起こさなくても、差額が出るのは明快です。

 

村人C「そうなのか、なら複利で貯蓄してみようかな。。。」

ちびたか「実は謝らないといけないことが。。。現在の日本の金利はほとんどが1%をかなり下回っていて、正直金利で稼ぐのはかなり難しいです。」

村人D「じゃあなんで5%なんて高い金利で説明したんだよ!!??」

ちびたか「安心してください!それにはちゃんと理由があります。」

 

金利から学べるGDP成長率!!!

実はこの記事の本当の目的GDP成長率を理解すること

村人E「おいおい、また新しい数式かよ。。。」

村人F「覚えなくていいったって、もう嫌だよ。。。」

ちびたか「心配しなくて大丈夫ですよ!ここまで読んでいる方は既に理解しています!!

 

GDP成長率の考え方は複利と全く一緒!!!

 本当です!全く一緒です!GDPに関しては実質・名目とあり、これも大切なことなのですが、この記事で話したいことではないので、GDPはすべて実質としますね。わからない方はあまり気にしなくても問題ないです!先ほど5%という高いパーセンテージを扱ったのはGDP成長率が金利に比べてはるかに高く、14%~1%程度になるからです。参考書や教科書で金利の説明をするときにやたら金利が高いのは、このGDPにつなげるのが一部の理由だと思います。じゃなきゃ、そんな教え方ヘンですから。。

 

 上の式から持ってくるなら、今年度成長率をg%とすると、

  • (前年度GDP)×(1+0.0g)=(今年度GDP

と表すことができます!

これは1年ぽっきりの話なので、複利のように長いスパンで考えてみましょう!

例えば、ここ最近10年間の平均成長率をx%とすると、

  • (10年前のGDP)×(1+0.0x)^10=(今年度GDP

というように数式で表すことができちゃいます!

逆に、x%を求めよ。と言われた時も、上の青い式に代入してしまえば、必ず計算することができます!なんて簡単なのッ!!!

 

後半は少し図解が少なくなってしまいましたね。。。

もうこの話も終わりです。

ちなみに、豆知識。

ちなみにですが、日本の今のGDP成長率は1.7%。。。もう少し高くなってくれ~!

それと、複利もしくはGDP成長率が継続して10%の時、

  • 8年で元の2倍超え
  • 12年で元の3倍超え

この数字はとてもキリが良いので覚えておくと、役に立つと思います!

問題にも出しやすい数字だし!!

 

最後に豆知識ですが、バブル期には金利が7~8%もありました!!う、うらやましい!!その後、バブルがはじけ、平成不況の時には約1%となり、金利で稼ぐのはどんどん難しくなっています。とんでもない資産があるならハナシは別かもしれませんが。

 

このような知識を簡単に勉強できる本のリンクを貼っておきます。

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